射出成形の仕事

これがあなたの歩む道!! 「射出成形技能士 習熟度」

2018年8月7日

さて本日は技能検定の対策記事ではなく、

「射出成形技能士 習熟度」をテーマにまとめてみました。

射出成形技能士に求められる「知識」「技術」と状態を、わかりやすく5レベルに分けてみました。

皆さんは今、どのレベルですか?

どのレベルを目指してますか?

まさに、これがあなたの歩む【道】です!!

 

1.LV1 見習い(経験年数0~1年)

まずは、誰もが皆初めは「見習い」レベルです。見るもの触るものが新鮮で、全てを吸収して大きく成長する時期です。

何がわからないか、わからない状態です。

・新卒、中途採用を問わず、製造業に初めて携わる。

・新人教育を受け「射出成形のいろは」がわかる。

・金型交換や周辺機器の清掃などの「段取り換え」ができる。

 

2.LV2 初級(経験年数1~2年)

「段取り換え」が出来る様になり、少しづつ身に付いた知識を試してみたい時期です。

自己判断は禁止です。基本は上長の指示待ちの状態です。

・2プレートの簡単な金型の条件出しや既存の条件修正などできるようになる。

・成形機、周辺機器の点検や簡単な修理方法が身についてくる。

・電気、油圧、エアー等の設備の知識が付いてくる。

 

3.LV3 中級(経験年数2~5年)

技能検定2級にチャレンジ出来るようになるのがこの時期です。

・実技試験の内容が一通り出来る様になる。

・条件があらかじめ記憶されている金型であれば、生産スタートできる。

・成形機、周辺機器の操作、設定の詳細がわかるようになる。

・成形機や周辺機器の故障や修理を経験しながら、トラブルシューティング出来る様になる。

・スライドやねじ抜きなど、複雑な金型構造がわかるようになる。

・シリンダー清掃や、油圧ホース交換などが出来る様になる。

4.LV4 上級(経験年数5~10年)

技能検定1級取得可能な時期です。1級取得と共に「実力・自信」がついてくる時期です。

いわゆる「ベテラン」の域ですね。射出成形の知識・経験が蓄積され、業務全般を自己判断で行える様になります。また、自分だけでは解決できない問題には、要因を特定して何が問題かプレゼンできるような状態です。

・成形課内、係内、チーム内などの小集団において、リーダーシップを取るようになる。

・客先窓口になり、新規成形品の開発や、クレーム対応にたずさわる。

・工数削減や、不良率削減など、システム改善にたずさわる。

・ISO運用や安全衛生管理など間接的な知識・教養もついてくる。

 

5.LV5 特級(10年~)

特級技能士を取得できる時期です。課長や部長など管理者レベルです。技能士として十分な経験を積みマネジメントが業務になります。「一国一城の主」組織のかじ取りを行います。

・生産計画、原料管理、納期調整など計画立案。

・年度予算案の作成。

・「品質目標」や「教育訓練予定」の作成。

・新規開発プロジェクトの工場レイアウトや、機械メーカーとの打ち合わせ。

・各部、課の業務進捗確認。

・人材育成や職場環境作り。

6.さらに上のレベルは?

さらに上は、「習熟度」の見地からすると【一緒】と考えます。

LV5の特級レベルの技能士であれば、専門的な「知識」「技能」「マネジメントスキル」を持ちます。

ただし、得意・不得意なジャンルがあったり、携わっている業務によって一部に特化した人材になっていることもあります。

 

7.社長はどうなの?

「射出成形技能士 習熟度」と「社長」は合致しません。独立して自らが経営者として射出成形工場を運営する人だけではなく、「射出成形技能士 習熟度」がない社長もたくさんいらっしゃいますね。社長だから射出成形に詳しくないとダメなんて話はないですね。

8.まとめ

今回は「射出成形技能士 習熟度」についてお話させていただきました。

これから「射出成形技能士」の【道】を歩まれる方の参考になればと思います。

9.おまけ

私は平成30年度で、射出成形業界11年目!

まだまだ【道】半ば、「特級技能士」を習得することができました。

今後はさらにスキルアップするため志高く、努力していきます。

これから技能士を目指している人、一緒に頑張りましょう。

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