コンタミとは
射出成形加工におけるコンタミとは、異物や不純物が混入している状態です。英語のコンタミネーション(contamination)の略です。
製品内に、粒粒のごみが混入していることや、付着していることで外観が良くないことが不良理由です。
コンタミのメカニズム
射出成形工程のいずれかで、チリやごみ、樹脂の炭化物などが混入し、製品に練り込まれてコンタミになります。
あるいは、成形後の付着異物もコンタミに含まれることがあります。
コンタミの発生しやすい場所
コンタミは、溶融樹脂の中にはいっているため、特定の場所に発生することはありせん。
成形後の付着異物も、特定の場所はありません。
コンタミの原因と対策
コンタミは、完全になくすことができません。どの会社もコンタミ対策は悩みの種です。ただし、適切な管理をしていくことで限りなく0に近く発生を抑えることが可能です。
コンタミの原因は下記の通りです。
- 成形工程のいずれかから混入する
・原料搬入にて、チリごみ
・スクリュー内からの炭化物剥がれ落ち - 成形工程のいずれかで付着する
・取出し機、コンベア
・倉庫保管中