世界的なコロナウイルス感染の影響で、私たちの生活は自粛ムードとなっています。
日々、感染者数が増えている状況の中、政府は緊急事態宣言を発令し、全国的に、経済活動を一部止めて、感染拡大を防止しています。
我々製造業もそんなあおりを受けています。
・目先の収入
・今後のモノ作りの未来
など、不安と焦りが混ざり合い身動きが取れない精神状態と思います。
こんな状況の中、
・ぶれないマインドの作り方
・成長していくには?
・どの様に行動すべきか? などを、解説していきます。
本日のテーマは
・新人
・若手
に向けて
「変化に対応する能力」について解説していきます。
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1.変化に対応する能力
先行きの見えない状況では、中長期的な視野を持ちつつ、目先の課題をひとつづつ解決していく能力が必要になってきます。
今まで、毎日同じ仕事を繰り返すだけの仕事は継続が難しくなります。
これまで以上に【その時その時の状況に合わせた方向修正】が必要になってきます。
なぜ変化に対応する能力が必要かを、かみ砕いて解説していきます。
(ⅰ)当たり前が変わった
コロナの感染拡大で、常識が変わりました。
モノづくりは、需要あってこその供給です。
世界の活動が一時ストップしてしまっている今、生活必需品が最優先され、余分なものや贅沢品などは買い控えられています。
人々の行動、仕事、生活が今自粛ムードになっています。
今後、コロナウイルスの大衆免疫ができ、並行してワクチンの完成で、コロナウイルスを鎮静化させることができるのか?はまだわかりません。
ただし、先2~3年の期間は、【Withコロナ】としてウイルスと共存していく道になりそうです。
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(ⅱ)無くなったものにとらわれない
コロナウイルスのもたらした影響は、
例えるなら
ガラケー → スマホ
くらいのインパクトです。
世間の求めるものが180°変わってしまったと考えましょう。
今まで当たり前にあった仕事(需要)もなくなってしまいました。
そんな先行きの見えない時代を、嘆いていても始まりません。
変化を受け入れ、前を向きましょう。
(ⅲ)創業時の仕事
「変化に柔軟に対応する」ことが、成功に導くことだと証明する良い例が、
今日本の大企業の創業時の事業を見ることで理解が深まります。
企業 | 創業時の事業 |
ソフトバンク | PCソフトの流通事業 |
任天堂 | 花札 |
DeNA | オークションサイト |
資生堂 | 調剤薬局 |
つまり、創業時の事業から、変化をし続けて発展してきたということです。
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(ⅳ)インプット
そんな変化に対応するといっても、何から取り掛かろう???(焦り)
今できることは?
今から始められることは?
ポイントは1つ
引き出しを多く持て!
変化に柔軟に対応するには、選択肢をたくさん持つことです。
目の前にある課題をどう処理・処置していくか?
もちろん実務の中で学べる経験による知識、技術はとても有効です。
それと同じくらい重要なことが、仕事に役立ちそうな情報をどんどん収集(インプット)することです。
インプット
- ビジネス書
- 哲学書
- 経済
- 資格取得
- 工学
- 電気
- 簿記、会計
- パソコンスキル
など、現場で実務からは学べない分野は書物からインプットしていきましょう。
ひとつひとつは別の分野ですが、長い目で見れば、
必ず点と点が重なり合い、線になります。
(ⅴ)アウトプット
インプットした情報・知識・ノウハウは、アウトプットして経験することが重要です。
【得た情報→経験→自分のモノ】
経験値としてどんどん自分のスキルとして蓄積していきましょう。
(ⅵ)失敗から多くを学ぶ
どんどん行動していこう。
ただ闇雲に行動していくのは一見ムダに見えますが、行動の先で得た結果は確実にあなたの実になります。
成功体験は、自信をつけます。
失敗体験は、成功以上の学びを得られます。
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2.変化に対応する能力=行動力
変化に柔軟に対応できる能力こそ、Withコロナの世界でもっとも必要な能力になります。
言い換えれば
【行動力】といえます。
ただ、不安、焦りで焦燥感にかられてしまい、うずくまって立ち止まるのではなく、
現実を受け入れ、行動していくこと。
まずは、インプットしてみよう。
そしてひとつアウトプットしてみよう。
必ず未来が変わります。
後ろを見ないで前を向き行動することで、おのずと不安焦りは自信に代わっていきます。