いつお金がかかるのか?
プラ太郎の実体験ベースで語ると
子育て世代と呼ばれる時期の本質
- 産まれてすぐは、奥さんが働けないので一時的に負荷がかかる。
- その後、幼稚園(保育園)~小学校の間は、育児にかかるお金は少ない。
- 中学生では、教材費という名目で1万/月集金がある。その他塾代(うちは娘2人で5万/月。内1人の夏期講習は10万超えた)
結構かかるので、貯蓄までできない月もある。(⇦今プラ太郎はここ)
- マイホーム:小学校入学か、中学校の入学タイミングで購入する。田舎の新築建売で、2,500万/35年ローン(月5万返金)。
- マイカー:田舎では、夫婦1台ずつ必要なので、車の購入費用、保険、車検、ガソリン代で、5~10万/月。
射出成形業界の平均年収では、余裕がなかった。
射出成形技能士の平均収入は、下記の図の通り。(複数のネットメディアを参考にプラファン作成)
目次
1.年収400万円 射出成形技能士の暮らしをリアルシュミレーション
現状のシュミレーション
平均年収400万とします。保険料や年金を引かれると、手取りは23.5万円くらい。内訳はこんな感じ。
総支給 400万円:285,000×14カ月(12カ月+ボーナス給与の1カ月分×年2回)
手取り 330万円=235,000円
「手取りの2割を貯蓄に」という言い伝えがあるけど。。。50,000円貯蓄に回せる?
185,000円で暮らすのは相当ハードだよね。
家賃6万、光熱費1.5万、通信費1.5万、車5万、食費3万、消耗品1万。。。もう18万よ。。。
だから床屋だって服だって、嫁さんへのプレゼントだって諦めるしかないんよね。
お金が全てではないけど、お金は気持ちの余裕を産む。
年齢世代の賃金カーブより先に、お金が必要になるんだよね。
2.射出成形技能士が、年収を上げる方法 5選紹介
プラ太郎の実体験ベースで、どうやってお金のやりくりをしてきたかを解説していきます。
ポイント
- 出費の見直し
- 残業
- 資格取得
- 転職
- 副業
2-① 収入アップするには、固定費を見直す
年収400万を例に話を進めているけど、実際の私の年収はもっと低かったです。
年子だったので、嫁は専業主婦でした。1馬力で支えるって苦難よ。
結論から
- 生命保険を見直し
・医療保険(入院したら5,000円)は、解約
・家計保障(死んだら60歳まで年収を保証)は、掛け捨てに切り換え
・がん保険は、念のため残した
プラ太郎は読書が趣味。いろいろなビジネス書を読むことで、保険は不安をあおる商材ということを知りました。収入が低い人ほど保険加入者は増えるってデータがあるくらいです。 - 車の売却
車の維持費は高額。田舎暮らしで一人一台が当たり前なんですが、5年間くらいチャリンコ生活してました。
チャリに変えたことで、ロードバイクが趣味になりました。ツールドフランスを見るようになり、ヒルクライム(峠登り)を楽しむまでになった。
(正確には、家族でワゴン1台所有。よく考えると、通勤して日中会社の駐車場に停まってるのってムダよねってこと) - 禁煙・禁酒
タバコは、やめました。タバコ高くなりましたよね。一服。何かする度に一服。習慣はおそろしい。
やめて3年くらいはまだ禁煙している感覚はありましたが、今6年くらい経ちますが、止めて感じることは、圧倒的にストレスが減りました。
禁酒。サラリーマンはストレスが多い。酒飲むとついつい愚痴っぽくなりますよね。酒飲んで愚痴をはく。不遇を嘆くなら、「じゃあ、何ができる?」のマインドに切り替わりました。 - 格安スマホに切り換え
今では皆当たり前ですね。大手から格安シムに変えることで最大1/3くらいになりました。 - 小遣いをなくした
これは覚悟ですね。サラリーマンで稼いだ給与は、全て家計に渡す。結婚した当初は10,000円をもらっていました。
後に話しますが、小遣いを当てにしなくなると、自分で稼ぐ力が育ちます。
2-② 残業
生活残業している時期はありました。無駄な残業ということではなく、先輩や他の人の仕事を代わりにやっていました。
結論
残業代には、限界がある。ベース時給が安いので、長時間拘束される。毎月やることばかり増えていきジリ貧。
毎月120時間ほどの残業をこなしていましたね。このあたりからハードワークの片鱗が見えてきますw
2‐③ 資格取得
残業に頼っていては、不毛と思考がスイッチします。
会社にはルールがある。当時の会社では、衛生管理者に1万円の資格手当がつきました。
1級衛生管理者の資格は、一定規模の工場や事業所に1名必要な資格です。職場の安全管理や、働く人の衛生管理を仕切る資格。
その後、射出成形工場でトラック納品の部署から、花形製造部:技能士へ部署異動。
1級技能士の資格取得をして、部署移動します。その前の勤め先では2級技能士として仕事をしていたので、製造現場に復帰した形です。
(ここの時期は今以上にハードワークでしたね。朝の5時から出荷作業して、夕方から別の射出成形工場で技能士の修行していました。)
単純労働➡技能職へ転換です。
2-④ 転職
35歳になり、現場のリーダーになっていきました。そのタイミングで特級技能士に合格。
ただ、その職場の評価はひどいものでした。
特級はただの資格。なんの意味もないと。当時の工場長に、嫌われていたんだろうな。
リクルートエージェントに履歴書を登録して、すぐにスカウトを受けます。
んで、現職。
2‐⑤ 副業
小遣いをもらわなくなった時期から副業をガンガンするようになりました。
残業毎月120時間しながら、副業もしていたので、やはり相当ハードワークだったわw
おすすめの副業と、やっちゃダメな副業を紹介します。
やっちゃダメな副業は、誰でもできるような単純作業のアルバイト。時間の切り売りです。
種銭作りに一時は良いけども、スケールしない。
前提
趣味と世の中のニーズは見極めること。
- ウェブサイト作り
プラファンは、2017年から運営しています。今ではこのサイトからの収益化は考えなくなりましたが、当時はグーグル広告を付けていたり、アフィリエイト収入しようなど色々施策してました。
んで、ここからがポイント。プラファンって実は、企業様のウェブサイト運用がメインの事業なんです。墓石屋や不動産屋、加工業者さんのウェブサイトや記事を作っています。
プラファンを作っていく過程で磨いたスキルが、他社のニーズに活かされている。そしてその利益をプラファンコミュニティや射出成形ロボプラモPLAIVEに還元しています。
ITスキルは、身に付けてくべき。これは、ものづくり職人が不得手とするところ。だからこそ少し努力するだけで、頭一つ上いけます。 - バイク転売
28歳くらいからオートバイの部品転売を始めました。これは趣味の延長ではありましたがw
地元のバイク屋さんと仲良くなって、古いオートバイを購入し、直したり部品を磨いて直して売ったり。
スケールしやすいのがポイントです。
バイク部品➡小型バイク➡国産バイク➡海外バイク
最初は、利益なんて200円とかですが、車体本体になることで、5,000円➡10,000円➡30,000円➡100,000円とスケールしていきます。
小さな部品から始めることで徐々に目利きができるようになってきます。
んで、この利益を使わないで再投資するのがポイント。
新しいバイクを買って売る。程度の良い中古を買ってきて、そのまま別の場所で売るだけで、100,000円。これは錬金術です。 - ヤフオク出品代行
バイクの転売で培った転売ノウハウで、仲間のサポートをしていました。
バイクや日用品。なんでも不要なものをうちで預かって、ヤフオクで転売。
梱包と発送の手間賃として、S1,000円、M2,000円、L3,000円を設定してこの金額は商品に上乗せして出品額にすることで落札者に負担してもらっていました。
こういうお金稼ぎの方法はなかなか調べても出てきませんね。
この方法なら、みんなからどんどん出品して欲しいと集まってきます。
現に今も出品代行は行っていて、さらにパートさんにまとめて委託することで、自動化しています。 - 機械修理
ある程度まとまった種銭ができたところで、射出成形機や周辺機器へ投資を始めました。
家業が機械屋ということもあり、機械いじりが大好きなので、これは楽しいしお客様のニーズを満たす良い商機です。
粉砕機の研磨は、御年75歳のレジェンド研磨職人から継承しました。粉砕機メーカーを除いて関東で研磨できるのは、私だけじゃないかな👍
また、スクリュー清掃の案件も増えていますね。こういった仕事は信頼が一番。
プラ太郎は絶対裏切らない。逆に、不義理な人とは付き合わないようにしています。
サラリーマンの収入1本では、依存してしまいます。
収入の柱を何本も持つことで、少しづつ自分の求められていることが何なのかわかるようなる。
そして、仕事を選べるようになっていきます。
ここが大事。
嫌な仕事を押し付けられていると、仕事=嫌な事。
しかし、仲間を助けることでお金をいただける仕事は、喜びに変わっていきます。
ゲームに熱中する子供の様に、楽しいことになります。
ポイント
収入を上げるには、1歩ずつ。
仕事が忙しくてしんどいかもしれないけど、現状のままではやばいよね。って気付き行動しよう。
私の言い方は、偉そうに聞こえるかもしれないけど、サラリーマンは安泰ではないし、誰かのせいにしても何も変わらないんだよね。
行動するとよい仲間に出会える。
ドラクエと一緒。
なべのフタと木の棒持って、旅立つ。
するとゆく先々で仲間に出会えて、世界の悩みを解決していく、最後、主人公は魔王を倒す。
人生を変えるのに必要なのは【1歩踏み出す勇気】
勇気のある者だけが、勇者になる。