「なんだか仕事つまらないなぁ。」「仕事だるいなぁ。」と、ネガティブな気持ちになってしまう時はありませんか?
・「日常業務」に飽きてしまった。
・多すぎる仕事量に疲れてしまった。
・なんで自分だけ評価が低いんだ。
・上司との関係がうまくいかない。
色々な要因があると思います。そんな状況が続くと、次第に他人を批判するようになり、どんどん孤立していきます。ネガティブな気持ちは進行し、最後は自分の事も否定し、心が壊れてしまいます。
ネガティブな気持ちに振り回されることに、良いことなんて1つもありません。
では、そんな「心」をどうすれば、明るく健全な状態に戻すことが出来るでしょうか?
解決策の1つが「モチベーション」を理解し、うまく「コントロール」することです。
本日は心の勉強です。「モチベーションをコントロールする」についてお話します。
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1.モチベーションとは
日本語にすると一般的には「動機付け」と訳されます。簡単に言い換えると、「やる気のきっかけ」です。
モチベーションが低い。モチベーションが高い。モチベーションをキープする。など良く耳にすると思います。
「やる気のきっかけ」が多いと、モチベーションは上がります。反対に「やる気のきっかけ」が少ないと、モチベーションは下がってしまいます。
2.モチベーションの種類
このモチベーション「動機付け」は、2つの種類に分けられます。
(ⅰ)外発的動機付け
お金や食べ物、名声や評価など人為的な要因によるもの。職場で言えば、昇給や昇進、良い評価など、他の人から与えられる「動機付け」になります。
その特徴は
- 効果が一時的
- 本人の成長にも繋がりにくい と考えられています。
(ⅱ)内発的動機付け
内面から湧き起こったやる気、興味・関心など。お金にならなくても、すごく苦労してでもやりたいことをするという自身から湧いてくるものです。職場でいえば「やりがい」のことです。この「内発的動機付け」が重要なポイントとなります。
内発的動機付けには「有能感」「自己決定感」が強く影響すると言われています。
①有能感 能力を発揮出来ていると感じること。
②自己決定感 自分で目的を決め、計画を立て、実行すること。
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3.ネガティブからの「脱出の鍵」
「内発的動機付け」の「有能感」「自己決定感」を満たしてやることです。
職場で「つまらないなぁ。」「仕事がいやだなぁ。」と感じた時は、
・誰にでもできる単純作業。
・人に言われた通り。 と思ってやっていませんか?
その気持ちでは、自身の内から湧き出る動機づけが起こりません。
・俺にしかできない仕事と思って
・自分なりに工夫して やってみて下さい。
目の前に広がっていたネガティブな霧は晴れ、たちまちモチベーションがUPします。
あなたのネガティブな感情は、モチベーション次第で180°変化します。
4.モチベーションをキープし「自分軸」で動く
「内発的動機付け」を意識することで、全ての行動が「自分軸」で考えられる様になります。
「単純作業をさせられているのマインド」が、「単純作業をいかに効率的にこなせるかのマインド」に変化する感じです。
常に、自分でモチベーションを上げ続けられるのですから、何をやってもうまくいきます。
「失敗」はモチベーションが下がってしまう要因ではありますが、「自分軸」で動いた結果の「失敗」は、「じゃあ、次はあれを試してみよう。こっちはどうか。」とポジティブにとらえる事が出来るのです。
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5.まとめ
1.モチベーションとは、「動機付け」であり。「やる気のきっかけ」のこと。
2.モチベーションは、2種類ある。
- お金、名声の様な「外発的動機付け」
- 内から湧き出す「内発的動機付け」
3.ネガティブからの「脱出の鍵」
「内発的動機付け」の「有能感」と「自己決定感」を充たす事。
4.モチベーションをキープして、「自分軸」で動こう。
ネガティブな気持ちにとらわれていると、どんどん塞ぎこんでしまいます。どうか
「内発的動機付け」を使って「自分軸」を意識しましょう。必ずうまくいきます。