射出成形機メーカー

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ファナックの電動射出成形機「ロボショット」は、性能向上を続け、世界中で6万6000台以上が使用されています。最新機種である「ファナックロボショットアルファ s i b シリーズ」は、高い成型性能と稼働率、使いやすさを備えた電動射出成形機です。最新のCNCサーボを採用し、ファナックロボットによるシステムのアップグレードも可能です。

FANUCの射出成形機のイラスト

FANUC公式ウェブサイトから転用

 

このシリーズには、型締め力が50トンから450トンまでの計10機種があり、縦型と横型の台に射出装置を利用することもできます。さらに、21.5インチの大画面表示装置パネル「ih pro」を搭載し、操作の使いやすさを向上させました。操作時には、動作設定画面とモニター画面を同時に表示し、情報量の多いパソコンソフトの画面を全体に表示することもできます。直感的な操作にも対応しており、スワイプやマルチタッチも可能です。

ネットワーク対応も強化され、周辺機器との通信規格であるユーロマップに対応し、ロボショットを中心とした成形セルのネットワーク化を実現しています。また、ロボショットアルファ s i b シリーズは、射出成形機の国際安全規格であるISO 20000430に準拠しており、運転中には安全扉に標準装備された電磁ロックにより、さらなる安全な操作環境を提供します。

ロボショットには機械学習による予防保全機能も搭載されており、射出時の異常をデータ化し、学習を通じて逆流防止リングの寿命予測が可能になりました。また、ロボットとの自動化システムを実現する「ロボショット9 ssr」や、多数のロボショットを一元管理できるパソコンソフト「ロボショットリンクアイツー」もご利用いただけます。

ファナックは、ロボショットリンクアイツーによって、生産品質情報の管理ツールを提供し、生産効率の向上とIoT対応を実現しています。以上がファナックの電動射出成形機「ロボショット」の特長です。

本記事は、FANUC公式ウェブサイトから抜粋編集しております。

 

FANUC
ロボショット公式ウェブページ
https://www.fanuc.co.jp/ja/product/roboshot/index.html

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プラ太郎

プラ太郎

「射出成形業界を繋ぐ」プラファン運営者|特級技能士|若手に向けて射出成形スキルを熱血発信|俺たちの仕事 射出成形は超カッコいい|射出成形機をモチーフにしたプラモデルPLAIVE|

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