技能検定 プラスチック成形 射出成形作業の 実技試験対策
実技試験で実際に使用される
検定金型構造の解説です。
技能検定の金型構造はシンプルです。
その構造を理解することで合格率は格段に上がります。
- 技能検定 射出成形作業 検定金型の構造
- 注意すべきポイント
- 可動側の動き を詳しく図解にまとめました。
試験前にしっかりと理解しておきましょう。
1.技能検定 射出成形作業 金型構造
技能検定の検定金型は、全国の各地域で共通です。
しかし、製造元は、各地域によって異なります。
【射出成形作業 検定金型の概要】
- 2枚プレート金型
- ダイレクトゲート
- 製品部は、箱型形状
- エジェクターピンとストリッパープレート突き出し
(ⅰ)技能検定 射出成形作業 金型構造の名称
まずは、射出成形作業の検定金型の各部品の名称を確認していきます。
普段の業務にも役に立つ基本的な情報です。
射出成形の仕事をする上で、知っておくべき内容ですので、
この機会にぜひ覚えましょう。
(ⅱ)射出成形作業 検定金型の動き
名称を知ってもこの金型がどの様に動くかがわかりずらいと思います。
金型が型開きした時、エジェクターした時などを図解しています。
①金型構造 型開時
金型を型開した時は、下の図の通りです。
②金型構造 エジェクター突出し時
エジェクターを突出した状態は下記の通りです。
黄色の部分がエジェクター時に突出される量です。
エジェクターロッド、ストリッパープレート、エジェクターピンが同じ量動きます。
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③金型構造 製品を突出した状態
製品がないとわかりづらいので製品を突出した状態の図です。
エジェクターロッド、ストリッパープレート、エジェクターピンに連動して製品が突出されます。