仕事を教える難しさを痛感

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4月より新入社員2名を対象に指導を行っています。

5月からは3名になります。

この業界は、仕事を丁寧に教えると言うOJTがほぼ皆無であり、

それを放置することで、若手がドンドン退職していくのが現状です。

私の会社も、昨今のOPの高齢化に伴い、経営管理部が動き出しました。

今後は、若年層からミドル層のOPを積極的に採用。

 

<4月>

初めは座学を一週間行い、現在は現場で実習をしています。

いくら座学で丁寧に説明をしたとしても、いざ現場で作業させると

頭と身体が上手く繋がらず、出来ないのが現状です。

初めから実技ができる人はいませんね。

実技作業は、相手が理解するまで何度も反復させることを心がけています。

例えば座学で、成形機に金型のロケートリングを入れることを説明します。

実際に現場で、成形機にロケートリングを入れる作業を行っても、

中々入れることができず、座学と実技の温度差が浮き彫りになります。

昔のように見て覚えさせるのではなく、「感とコツ」を説明し、指導が

やってみせて、やらせてみる。出来ない時は、出来るまで見守り、出

きた時は褒める。そして自信に繋げる。

人には「得意、不得意、向き、不向き」はどうしてもあります。

研修生の性格もそれぞれ違いますので、良いところを見抜き、

伸ばしてあげることが、私の使命だと思って指導にあたっています。

今後も分かりやすい指導を行っていきます。

 

 

 

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SHIN

SHIN

特級プラスチック技能士☆ものづくりマイスター認定(厚生労働省、県知事、市長) ☆中小企業庁 専門家☆職業訓練指導員☆技能検定補佐員(射出成形)☆インドニューデリー駐在員歴あり☆学歴なしの中卒レベルでも、諦めずにコツコツ積み重ねてきたら、ここまで来ることができました。

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