成形不良の原因と対策

成形不良 ボイド 原因と対策

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ボイドとは

射出成形加工におけるボイドとは成形品の内側に空洞ができる状態です。製品内の内側に収縮することで、空洞は真空になります。真空ボイドとも呼ばれます。

外観が良くないことや、カットした後の表面に穴が開いてしまうこと、強度が劣ることが不良理由です。

ボイドのメカニズム

成形品の肉厚部において、表面は固化してヒケることなく、内側に収縮することで、真空の空洞になります。
(実験的に水中で成形品を切ったときに、空気の泡は出ません。)

ボイドが発生しやすい場所

ボイドは、製品の肉厚部や、ダイレクトゲート部など、冷却が不十分な場所に発生します。

ボイドの原因と対策

ボイドの原因は下記の通りです。

  • 成形品の肉厚が不均等
  • 保圧力が低い
  • 冷却時間が短い
  • 金型冷却水管の詰まり

ボイドの原因と対策の続きはこちらから>

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プラ太郎

プラ太郎

「射出成形業界を繋ぐ」プラファン運営者|特級技能士|若手に向けて射出成形スキルを熱血発信|俺たちの仕事 射出成形は超カッコいい|射出成形機をモチーフにしたプラモデルPLAIVE|

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