技能検定 プラスチック成形 射出成形作業 実技試験 1級 2級の概要を紹介します。
公式の発信+詳細を紹介していきます。
実技試験の概要
1.実施地区
都道府県によって、開催予定が異なります。
中央職業能力開発協会HPの技能検定ページから確認して下さい。
基本的には、前期試験(年1回開催)ですが、
一部地域は前期、後期の2回/年、実技試験が実施されます。
2.実施会場
都道府県によって異なります。
- 産業技術センター
- 工業大学
- 現地企業内 など
3.実施機械
各地区によって、どの射出成形機を使用するか異なります。
【開催地区で異なる成形機】
- 住友
- 日精
- 東芝
- 東金 など
自社で試験官を招いて実施するなら、使い慣れている機械ですが、
試験会場にて、初めて触る成形機ですと緊張しますね。
- ボタンの配置
- 操作画面のレイアウト
- 各動作の用語名称
4.実施期間
試験に応募した後、受験票が届きます。
その中に〇〇月△△日実技試験と明記されます。
前期試験:6~9月
後期試験:12〜2月
5.試験内容・時間(参考:中央職業能力開発協会)
1級 次に掲げる製作等作業試験を行う。
指定された2種類の熱可塑性樹脂を用いて、
射出成形により箱状の成形品を正しい作業手順にて製作し、
「成形収縮率計算票」及び「材料歩留り率計算票」を作成する。
標準時間 3時間10分
打切り時間 3時間40分
2級 次に掲げる製作等作業試験を行う。
指定された2種類の熱可塑性樹脂を用いて、
射出成形により箱状の成形品を正しい作業手順にて製作し、
成形品の寸法測定を行う。
標準時間 2時間30分
打切り時間 3時間
6.採点項目及び配点(参考:中央職業能力開発協会)
実施形式
製作等作業試験
採点項目
- 製品
- レポート
- 作業動作
- 作業態度
- 作業時間
配点
100点
合格点
合格点は、60点
(ちなみに学科試験の合格点は、65点/100点です。)