金型長期保管方法について

[yusa okada]

射出成形メーカーは、お客様の資産金型を預かって成形しているケースが多いかと思いますが、
量産が終了し、サービス品として年に1回 or 数年間動かないような金型も保管されることもあるかと思います。

弊社も30年くらい前の金型も保管していたりするのですが、
長期保管をする際に、中の金型が錆びたりしないように何か工夫されていますか？

弊社の金型長期保管方法ですが、防錆剤をこれほどかというくらいたっぷり付け、PLとスプルーブッシュをシールする方法をとっておりますが、海が近いこともあり、久しぶりに開くと怪しい状況のものもあったりします。
出来れば強力なグリスのようなものがあればと思いますが、使ってらっしゃる方いますでしょうか。

アドバイスがありましたら、ご教示お願いいたします。

トピック

yusa okadaさん

以前勤めていたいた成形工場では、遊技機を受けていたため、毎機種数十型レベルで増えていって大変だったことを思い出します。
アフターパーツ対応で、金型を長期保管しなくてはいけなく、倉庫の奥にピラミッド積みしてました。
同じく、有色🟩防錆スプレーを、たーくさんかけてました。
長期保管後の成形前に、錆や摺動の確認はしてましたね！

金型保管は皆さん悩みところみたいです↓↓↓

射出成形
あるある

金型山積み

何年も注文ない金型は返したいけど…
御縁が切れてしまうのが怖いよね

全く打たない金型のために
重量ラックを買うのもなぁ

プラスチックで世界をより良く
pic.twitter.com/jwbfZfUhS6

— プラ太郎♻️特級プラスチック成形技能士 (射出成形) (@PlasticFan2017) May 10, 2024

yusa okada さん

こんにちは、マルです。
サービスパーツの金型保管は下請け企業の大きな悩みの一つですよね。
これについては発注の大元が真剣に取り組むべき事案かと思います。

【型について　中小企業庁】
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/shingikai/torihikimondai/2016/download/161024kihonmondai08.pdf

yusaさんの記載にある、
①たっぷりの防錆剤
②PL及びブッシュのシール（テープを貼る感じですよね？）
③型全体をラップで覆う（やったことありませんが一案として）
このあたりが、やはり一般的かと思います。

個人的には、数年ぶりの成形などは、サビの有無に関わらず、
オーバーホール費用を請求するべきだと思っています。

費用感は不明ですが、金属加工品の保護に使用されているものが、
保護効果としては高いのかなと思います。
調べたら下記が出てきましたので、参考までに。

【保護被膜シールピール】

保護被膜シールピール – 製品情報

弊社では、どちらかというとスペースの悩みが大きいですね。
金型の破棄は進めていますが、捨てられそうな金型はまだまだあります。（許可待ち）
金型用の倉庫を借りるにしても、賃料や金型の移動などのハードルが高く、
倉庫案が前に進むのは現状難しい状況です。
みなさんの対処方法などお聞かせいただけると助かります。

以上、よろしくお願いします。

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