金型耐久ショット数

[oni]

皆様の事例をお聞かせ下さい。

今の職場は2年目で、主にPA+GF材で成形しています。
型メーカー、日常のメンテナンスが良いためか、20年・1000万ショット超えの金型が多数あります。（物によっては2000万…これもPA+GFです）
私の前職の感覚では、PA+GFなら50万ショットも使えばボロボロで、更新型を急ぎ検討するような所でしたが
余りの物持ちの良さに驚いています。
皆様の職場では、更新型はどのような基準で決められていますか？
何年、何百万ショット等…特にGF強化樹脂材の金型の事例が知りたいです。
よろしくお願いします。

トピック

マルさん

そうですね、かなりオペさんの腕が良いと思っています
余り深い話はできないのですが、型材、熱処理、表面処理はかなり凝っています
定期的なPL掃除で、ガスヤニを残さないようにしていることも大きいと思います

プラ太郎さん

＞キャビコアの合わせやPLは、都度バリ修理していく感じでしょうか？
そうです、1000万ショットの中でも何回か溶接や部品交換で直したりしています。
消耗によって更新する型もありますが、それでも20年500万ショット位でないと中々起こせません…

oniさん
1,000万-2,000万ショット以上🤣
そんなに金型耐久力有るんですね。
しかもガラス入りですもんね。

私はガラス入りの成形品はほとんど扱ったことがありません。

単純な興味なんですが、キャビコアの合わせやPLは、都度バリ修理していく感じでしょうか？

ガラス入りの成形品に限らず、多数個取りの金型で経年劣化していき、何度も修正を重ねたうえでも、取り数が減って単価が合わなくなったり、受注数をこなせなくなるなどした時に、取引先に更新依頼するイメージでしょうかね。

本来、売上予測して減価償却年数を試算してあるので、とっくに元は取れているはずなんですが、壊れるまでは使えるって感じが強いです。
年数やショット数よりも消耗度に合わせて更新している会社さんが多いです。

取引先の考え方によりそうですけど、目安は設定しておいて、進言するのは大事ですよね！

oni さん

こんにちは、マルです。
1000万ショット越えの耐久は本当に素晴らしい！
鋼材の選定や日常のメンテナンスもさることながら、
従業員の教育が良いと推測します。
成形の具合や金型の状態からメンテナンス時期を判断できる、
金型に何か挟んだりぶつけたりするようなミスがない、
基本的なようで対象者全員をそのレベルにするのは
中々難しいのではないかと思っています。

一般的な耐久の目安ですが、
『PA+GFなら50万ショットも使えばボロボロ』の認識で問題ないかと思います。

弊社も PA＋GF をよく使用していますが、
更新型検討を進めている型は50～150万ショット生産した金型です。
鋼材の選定も良くなく、ボロボロです。笑
そのため、仮で基準を設定しました。
非強化樹脂・・・NAK80　50万ショット
強化樹脂・・・NAK80（窒化処理）　15万ショット
　　　　　　　STAVAX （焼入れ）　30万ショット

製品形状やガス逃げの状態などによっても差が出るかと思いますが、
一旦上記設定で様子を見ていこうかと思っています。

[投稿者]

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