プラスチックファン › フォーラム › 成形不良の悩み › 気泡を成形条件のみで直す情報をお願いします。 › 返信先: 気泡を成形条件のみで直す情報をお願いします。
しんさん
G.Nテック ニゴです。
トップ回答、プラ太郎さんに負けました。
【不良内容】
・フランジ部(フタとの勘合部分)に10パイ程の気泡が、10個以上出る
⇒急な肉厚変化形状で内圧開放されて(急に大海に出るみたいな)エアーを巻き込んでしまうと推測
当方の事前検討
加熱筒温度やプログラム射出、PLからのガス逃げ等は、たぶん、やられているかと思いますので、その時のベスト条件で何か変化を加えないと考えました。
【成形条件のみでの対応をする】という条件でしたが、解決は難しいと考え、最低限の付帯設備を準備します。
1)フランジ到達までの流速が落ちないようにして、フランジ部の流速に変化をつけ、エアー巻き込みを減らす
①キャビ、コアの金型温度差をつける。
冷温調器3回路又は、温調器2台、冷凍機1台
温度は、まず、60℃と20℃からスタート
②流速を上げるため、成形機のノズル断面積50%を準備(例えばφ5とφ3.5)
③ ①と②で、改善の方向が合っているか確認
2)10パイ程の気泡って、随分、厚肉ですよね。
邪道かも知れませんが、「製品を切ってインサート(肉厚の半分)」して、気泡が無くなるか確認してみたいです!