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はじめまして。
UMエンジニアリング有限会社の太田と申します。
こちらの板を見て興味深かったのでコメントさせていただきます。
自分の感覚だとショートの原因は射出速度不足が多いと感じます。
薄い部分や、ゲート部では抵抗が強くなるので、速度が遅いと樹脂が
回らないのでしょうね。
それに加えて充填工程での射出量が60%、保圧工程での速度制限が
低く設定されていたらショートするだろうなと容易に想像できます。
あとはもちろん樹脂温も低すぎると流動性が悪くなるのでショートの
一因となるかと思います。
しかし、射出成形の条件というのはトレードオフのような側面もあるので
単純に速度UP、温度UPとやっても今度はバリ発生の懸念もあり、
このあたりは色々と試しながら落としどころを見つけるしかないのかなと
思います。