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プラスチックファン フォーラム 成形不良の悩み 射出段数、保圧段数の使い方について 返信先: 射出段数、保圧段数の使い方について

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参加者
#5722
9

しんさん 
G.Nテックにごです。
【この段数は本当に意味があって必要なのかな?もっと簡素化にできないかな?】

 私は経験だけで、理論は良くわかりませんが、PVC樹脂の場合、いつも、前条件を呼び出すと、まず、「なぜこの成形条件なのだろう」と考えます。

そして、直したい場合、成形条件を訂正する正当な理由(こじつけかも)を考えます。
①サイクル短縮
②成形不良が減る
③多数個取りのゲート詰まり時のオーバーパックの可能性等

 まず、成形機のスクリュー内部で均一溶融、混練をさせた状態にし、金型には、なるべく、保圧切替位置まで「1速1圧」「ふぁー」と入れることを基本にしています。

つまり、波形は徐々に上昇していくように(金型内に流動していくと速度が遅くなるので早く)充填させます。
遅くなると、先に入った箇所が収縮が始まってしまいます。

 私は、スプールランナーの設計により、極力「1速1圧」に近づけるように、常に、努力しており、射出圧力については、波形の約20%増しに設定しています。

 次に射出時の波形を見ながら、成形不良を無くすように最低必要量と速度を決め、安定した良品を得るために、2段〜5段の変速に変更して行きます。別紙1参照

 保圧は2段を基本にしています。
バリを小さくする場合は、スキン層を作る為に3段を使用します。
別紙2参照

樹脂や成形方法は各企業で違うと思いますが、ご参考になれば・・・

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G.Nテック ニゴ

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「特級プラスチック成形技能士」 成形工場42年間4部署 経験後工場長に/ 「この業界への感謝の想いを働いている全ての人の力になりたい」とG.Nテック起業/ 得意な領域 成形不良対策/PVC成形、PVC用金型の課題 / 公益財団法人埼玉県産業振興公社の「支援専門家」登録済/ コストダウン生産性向上不良品削減などの課題解決/製品見積書~量産まで

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