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こんな方におすすめ
- 歩留まり率をカイゼンしたい
- 原料高騰で利益が残らない
- 仕入れた原料をきっちり使い切りたい
射出成形工場における廃プラ量は、利益に直結する重要な管理項目です。
原油高、人件費の高騰により原料も値上げしています。
ペレット1粒だってムダにはできません。
この記事では、【MISUMI ECサイトで射出成形のお役立ちグッズを開発販売や、デジタル部品調達サービスmeviy】を通して、ものづくり業界の部材、工具の安定供給と短納期化に貢献している
ミスミさんに、【射出成形現場の廃プラ対策】についてお話を伺いました。
本記事は、ミスミが提供している「技術情報」から、一部分をダイジェストでおおくりしています。
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1.射出成形で加工されるプラスチック
射出成形では、米粒大のペレットを、射出成形機で金型に充填して成形品を加工します。
原料 | ➡ | 良品 | ○ |
不良品 | 粉砕再利用、売却、廃棄 | ||
ランナー | |||
パージ球 | 売却、廃棄 |
仕入れた原料を無駄なく利益に繋げるには、いかに数多くの良品に加工できるかがポイントです。
2.廃プラ削減対策ポイント
射出成形工場における廃プラ対策の実例を解説していく。
本編の気になる見出し
- 工程管理
バラツキを抑えて、良品を成形することが重要です。
・どんな管理ポイントがあるのか
・生産計画を立てるうえで考慮すべきこと
・売り上げUPするが、利益がDOWNしてしまう - パージ球の削減
利益にならないパージ材の活用方法
①少ロット生産時のポイント
②生産の順番
③パージ剤の適正使用のポイント
④粉砕用の代替え材
⑤スクリュー清掃の実施
⑥パージ剤の仕分け - 粉砕材の再利用
粉砕材をリターンすることで、売り上げ・利益アップに繋がります。
①粉砕リターン
②粉砕機の選定方法 - ランナーレス金型の採用
既存のランナー金型をランナーレス金型に改造・設変更することで、廃プラ削減に繋がります。さらに、ランナーカット作業の削減に。
