本記事はPRを含みます。
こんな方におすすめ
- なんで安全対策が必要なのか知りたい。
- 事故・怪我が多いので対策したい
- どこから整備していけばいいかわからない
ものづくりの現場は、色々な人と様々な機械が一緒になって働いています。
- 技能士、若手や初心者さん、パートさん
- 電気で稼働する大型の機械や、資材の輸送車両
- 高所作業やクレーンの操作
一人でも身勝手に行動すれば、事故やケガにつながるトラブルになります。
働くみんながルールを守って、安全に作業できる環境作りが重要です。
この記事では、【MISUMI ECサイトで射出成形のお役立ちグッズを開発販売や、デジタル部品調達サービスmeviy】を通して、ものづくり業界の部材、工具の安定供給と短納期化に貢献している
ミスミさんに、射出成形現場における安全対策についてお話を伺いました。
本記事は、ミスミが提供している「技術情報」から、一部分をダイジェストでおおくりしています。
記事中に広告を含みます。 #広告 #PR #Sponsored
1.安全対策のポイント
ものづくりは、より効率的に生産することで利益が多く残ります。
しかし、危険な作業をしてまでも利益を優先すると、事故や怪我がおこり、結果として生産が一時停止となり、利益は減っていきます。
射出成形工場は、年齢性別出身の様々な働く人達、機械・装置、輸送車両、クレーンなどが入り交ざっています。
事故や怪我は、1つでは小さな要因が、2つ3つと重なって発生するものです。
例えば、不慣れな作業者が、引き継いだ機械操作を、外国人実習生と一緒に行っていたところ、実習生の指が機械に挟まれてしまった。生産は一時中断になりました。
この様な事例を偶然と片付けしまっては、絶対に再発します。
しっかりと原因を追究してルールを周知徹底することが重要ですね。
まず、安全な環境を作るには、守るべきルール、作業工程、行動指針などを決めて、工場全体で意識を合わせることが重要です。
安全の基本(下記)を念頭にいれ安全対策を講じていきます。
- 自分の身は、自分で守る
- 不安全行動をしている人を見たら注意する
- 安全は、全員で作り上げるものである
2.射出成形工場で起こりやすい労働災害は?
製造業の死傷災害のランキングは下記の通りです。
令和2年度
- はさまれ・巻き込まれ 6,209件(24.1%)
- つまづき・転倒 5,094件(19.8%)
- 墜落・転落 2,943件(11.4%)
射出成形も製造業ですので、このランキングと同様です。
- はさまれ・巻き込まれ
射出成形機、取出し機、ベルトコンベア、粉砕機 - つまづき・転倒
オイル漏れ、水漏れ、床にむき出しの配線 - 墜落・転倒
成形機の上、取出し機、フォークリフト
さらに詳しい射出成形工場の死傷災害の実例解説は、
ミスミ技術情報の【安全対策(事故・怪我防止)】本編へ
3.安全な環境作り 射出成形工場の管理ポイント
守れないほどのきついルールや、現場の意見を無視したルールを決めても結局運用できません。
安全な工場管理をしていくには、要所を押さえた管理が重要です。
4M(人、機械、材料、方法)に分けて、それぞれに起因する労働災害を抽出していくことで、最適なルールを決めていきましょう。
また、定期的にKY(危険予知)活動を実践し、事故・怪我の芽を摘むことが重要です。
さらに詳しい射出成形工場の死傷災害の実例解説は、
ミスミ技術情報の【安全対策(事故・怪我防止)】本編へ
以上