この記事はPRを含みます。
こんな方におすすめ
- 射出成形工場において、火災のリスクを知りたい
- 火災予防を知りたい
- 安全な工場管理を知りたい
射出成形工場は、火災の原因となる熱源が多くあり、常にリスクが潜んでいます。
- 加熱筒
- バーナーやハンダ小手
- マグネットスイッチの消耗 など
火災が起こらないように、常日頃から心がける必要があります。
この記事では、【MISUMI ECサイトで射出成形のお役立ちグッズを開発販売や、デジタル部品調達サービスmeviy】を通して、ものづくり業界の部材、工具の安定供給と短納期化に貢献している
ミスミさんに、 【射出成形現場の火災対策】についてお話を伺いました。
本記事は、ミスミが提供している「技術情報」から、一部分をダイジェストでおおくりしています。
記事中に広告を含みます。 #広告 #PR #Sponsored
1.安全対策の必要性と原理原則
安全な現場が生産活動の基本です。
安全を損ねると、稼働が止まり利益に直接影響します。
安全を損ねることで発生する事象は下記の通りです。
- 作業員の負傷
- 設備の故障
- 事故トラブルによる操業停止
効率・利益を優先することは、時に重大なリスクを見落としてしまいます。
Q:品質、C:価格、D:納期と一緒に、S:安全性とM:モラルが、揃って初めて安定的な経済活動が行えます。
安全管理の原理原則は下記の通りです。
- 安全な職場は自分たちで作り上げる
- 5Sの徹底
- 安全管理システム作り
2.射出成形工場における火災のリスクと対策
射出成形工場で火災のリスクがある課題を解説していきます。
- 原料保管
・指定可燃物です。
・消火設備はありますか?
・保管方法は間違っていませんか? - 射出成形機
・加熱筒は高温になります。
・火災のリスクを日常点検
・熱源のカバーがポイント
・電気部品の火災リスク
・シリンダー清掃の注意点
・スプルー除去の火災リスク - 制御盤や壁コンセント
・トラッキング対策
・たこ足配線の管理方法
3.火災対策は、抜本対策と注意喚起
火災は、一度でも起こしてしまうと、全ての資産が燃えてしまう。
火災のリスクは、できる限り低減しながら、リスクの本質を徹底的につぶさなくてはならない。
火災が起きないシステム作りをしつつ、注意喚起を合わせてしていくことが重要です。