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返信先: ウェルドラインについてお願いします
ウェルドラインを完全になくすレベルでしょうか?
それとも抑えるレベルでしょうかニゴさんの案のようにゲート位置変更が一番効果があると思いますが
ある程度抑えるレベルであればインサート部品の底面のR付けなどでも効果があると思います
あとインサート部品を加熱した状態でインサートし成形というのも効果がありますので
ゲート位置変更できなかった場合のご参考にして下さい
返信先: ジェッティング・フローマーク対策についてSato.Dさん こんばんは
PC/ABSはポリマーアロイの中では比較的流動性もいいので基本的にはABSと同等と考えてもいいと思います、ただPCとのブレンドの割合で硬化速度が変わってくるため一概に判断できませんのでそのあたりはお使いになっているグレードの組成を確認してみてください。
一般的にPCの割合が少ないとABS寄りの物性、多いとPC寄りの物性が出ると思います。
どちらにしても形状的な問題から成形条件だけとなると金型温度・樹脂温高め、ゲート通過後の速度はフローフロントが暴れない程度に一旦落として、近くの金型面に触れたらスキン層の形成がなるべくしないうちに速度を上げて充填といった感じのちょっと面倒な感じのものになるでしょうか。
イメージだけの話で申し訳ないですが参考になるようでしたら検討してみてください。返信先: 射出段数、保圧段数の使い方についてSHINさん こんにちは
基本的には1速1圧を基本としていました。意味のない多段速はバラツキのもとになると思っています。
特に同じ数字を入れない様に少しずつ数値を変えながら多段速を使っているのを見かけるとこのポジションの意味合いは何ですかと確認することが良くありましたがほとんどが明確な答えをもらえなかった覚えがあります。Sota.Dさんはじめまして
もろほしと申します、興味をもって進むと奥が深い世界なので頑張ってください。返信先: ジェッティング・フローマーク対策についてこんにちは、Sota.Dさん もろほしと申します。
ジェッティングはゲートから出た樹脂が筒状にうねりながら金型の中に入っていきながらスキン層を構成して金型表面についた際に後から流れたきた樹脂と融合せず残った跡、フローマークはゲートから樹脂が金型内に入る際に流動圧の不均一により寸動射出のような状態による跡となると思います。
射出速度だけの関係でいけばジェッティングは遅くフローマークは速くなのでバランスをとるのは難しいと思います。共通的な項目では金型温度を上げる、ゲート径を広げる、干渉物(リブとかボスなど)の近くにゲートを持ってくるなどでしょうか。前出の方々と被ってしまいますが、最初の金型設計の際の影響が後を引く不良になりますので成形条件だけでの対応は量産安定の観点からは大変なような気がします。
余談ですがこの手の問題を解決する方法でヒート&クール成形とか超高速射出成形(2000mm/sec)なんてのもありますが、金型、成形機込みの専用化になりますのであまり一般的ではないです。
前者はPSPの本体、後者はSDカードの本体に使用されてましたよ。返信先: 射出成形の取り出しロボットのお悩み募集!みなさま楽しいお話をしているようなので少し参加させてください。
多関節ロボットでの取出しは基本のプログラムを押さえておけばその後段取り変更はそんなに難しくありません。普通の取出し機と同じようにX,Y,Zの直行軸での調整が可能です。
ただ取出し機と違って射出成型機の固定プレートの上にそのまま載せるだけというわけにはいかないので設置するのに工夫が必要なため普及し難いと思います。私の実績では反操作側の扉を外して横取出しをするイメージで多関節ロボットのアームを入れる方法と可動式のやぐらを組んでロボットを逆さまに取り付ける形で取り付けました。後は金額でしょうか最近のサーボの取出し機はかなり安くなってきたので多関節ロボットでシステム組むのの半額ぐらいですよね。あと古くなった取出し機ですがメーカーさんの純正品がなくなった際には類似規格の部品に置き換えていました。
返信先: 樹脂漏れするノズルのメカニズムに悩むしんさん途中から失礼します。
通常の油圧機ですとシフトシリンダーあたりは定圧しかかからない機構になっていると思います。油圧回路図でシフトシリンダーへの経路に絞り弁とかサーボバルブあたりを使っていればハード的にバイパスかける手もあるので一度確認してみてもいいかもしれません。
できれば油圧ポンプの吐出圧をMAX以上にする方法は避けた方がいいと思います。
退職された方は昔少し流行ったスキン・コア法みたいなことを取り入れていたかもしれませんね。返信先: 射出成形の現場へ転職したい!!たけるさん、こんにちは
私自身中小企業にいましたので大手に比べれば実務経験を早く積めると思います。ただし残念ながら個人が目標をもっていないといいように使われてしまうだけなので気を付けてください。世の中には素晴らしい成形技術、金型加工技術がありますがほとんどの成形加工会社が受注産業なので受注している製品以上の技術に取組むのは難しいと思います。製品形状、金型が良くないと成形は苦労するだけという事例をいやというほど見ています。お客様に形状変更の依頼に行くこともよくありました。
参考になるか分かりませんが金型部門を持っている成形屋さんか金型を自主手配できる成形屋さん、もしくは成形部門を持っている金型屋さんなどは一連の技術を持っているのでいいのではないかと思います。
私は持っていませんが今の時代であれば資格を持つことも重要かもしれませんので頑張ってください。
最近の取出し機は本当に機能が増えてきてますね、ただ以前は業界が反対してましたが現在では取出し機も産業用ロボットに該当するようになったので、使用するのに特別教育が必要になっていますがそのあたりの普及はまだまだのようなので今後の取組は気になるところです。
しんさん、はじめまして
私自身は射出成形の現場を離れて5年ほどたちます、ただ取出し関係、ゲートカット関係などを取り扱っている関係で業界の方との繋がりはまだあるのと会社を離れたことで業界の方からの相談などは逆に増えた気がします。
皆さん手探りの中でやっていることが多いと思いますので、少しでも参考になればと思います。経験則の内容になりますが、これからもよろしくお願いします。
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