保圧の使い方について

プラスチックファン フォーラム 成形不良の悩み 保圧の使い方について

  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にSHINSHINにより1年前に更新されました。
  • 作成者
    トピック
  • SHINSHIN
    参加者
    #5761
    11

    度々すみません。

    皆さんの会社では、保圧はどのように使っていますか?

    一般的に保圧の役目は、

    ・充填補充
    ・ヒケ防止
    ・成形品の重量管理

    かと思います。

    例えば計量値50mm、VP切替位置10mmで保圧をかけたとします。

    通常であれば、保圧の圧力によりVP切替位置よりスクリューが前進して、クッション量が5mm程かと

    思います。

    たまに見る成形条件なのですが、VP切替位置から保圧に入るのですが、スクリュー位置が

    VP切替位置より後退しながら保持?してるような。

    これって保圧として効いているのでしょうか?

    確認したいのは、スクリューが後退したとしても、射出保圧時間がアップするまでは

    保圧として成立しているのか?(ゲートシールがされてないとしたら)

    キャビティー内が、お腹一杯って感じなんですが、、、

    基本的な質問ですみません。

    前から気になっていました。

    宜しくお願いします。

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  • 投稿者
    返信
  • SHINSHIN
    参加者
    #5769
    11

    ニゴさん

    アドバイスありがとうございます。

    (補足)
    VP切替位置に到達してから、実際にスクリューの位置を確認すると、スクリューが後ろに跳ね返されているような挙動です。

    VP切替位置までですが、フルパックしてます。

    宜しくお願いします。

    G.Nテック ニゴG.Nテック ニゴ
    参加者
    #5768
    9

    しんさん
    G.Nテック ニゴです。
       
    ご質問
    【VP切替位置から保圧に入るのですが、スクリュー位置がVP切替位置より後退しながら保持?
    スクリューが後退したとしても、射出保圧時間がアップするまでは保圧として成立しているのか?】

     的違いかも知れません。
    保圧工程の1段目が射出工程の実際圧力の80%位ならば、スクリューは後退しないと思います。

     逆にゲートシールするためには、スクリュー3点セットの逆止弁からの逆流や溶融樹脂の圧縮性があるので、速度が低下しながら前進し、いずれ重量変化がない時点で停止するような、保圧設定になるかと思います。

     この現象は、「射出完了後サックバック」を低速で〇〇mm下げる設定およびスクリュー回転開始遅延を使用しているのではないでしょうか。

    ダイレクトゲートでスプールの根元(製品側)を切断すると、内部巣が入る場合に「射出完了後サックバック」を使うことがあります。

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SHIN

SHIN

特級プラスチック技能士☆ものづくりマイスター認定(厚生労働省、県知事、市長) ☆中小企業庁 専門家☆職業訓練指導員☆技能検定補佐員(射出成形)☆インドニューデリー駐在員歴あり☆学歴なしの中卒レベルでも、諦めずにコツコツ積み重ねてきたら、ここまで来ることができました。

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