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asamaruさん
ニゴです。
難燃剤のバラツキだと思います。
PPの難燃剤入りでの成形経験はありませんが、PVCの配合装置(添加剤)は経験があります。
想像なので参考になるかわかりませんが、よろしく。
PVCの場合、添加剤の形状が粒状、液状や粉体等の状態、計量装置の繰り返し精度等で材料ロットにバラツキ(成形時の溶融温度のバラツキ≒成形品重量のバラツキ)が必ず発生していました。
私は、1gぐらいで、バラツキの範囲内(平均値のズレ)で重くなる方向ならば無視します。(訂正:PVC約単重50g位に対して)
あと、射出波形の保圧切り替え直前の【ピーク圧】と【クッション量】のバラツキをロット毎に観察(履歴確認)し、成形品の出来栄え(要求品質)を見て、成形条件を調整するかどうかの判断をします。
なるべく、材料ロットのバラツキでその都度、成形条件の更新はしたくないものですが、成形品の寸法精度に波及するならば、「ロット違い」で成形条件を新規に追加登録しても良いですよね。