返信先: 白化の原因

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こんにちは、yuukiさん。
iO MOLD TECHNOLOGY 岡野と申します。

白化は発生すると、大変で面倒ですよね。
本来は離形時に白化が出ない様に、
・事前に生技性検討生産設計(製品DR)をして製品形状の作り込みをきちんと行う、
・また金型設計時には金型の設計性や加工性、組立性、成形での生産性や離形性等考慮して、型設計をしなければなりませんね。

白化が出る要因としては、根本的に製品の離形抵抗が大きい為です。
成形では、多々要因はありますが、主要因としては、
・1次圧、2次圧が高過ぎて、オーバーパック状態になっている、
・また冷却時間が短過ぎて、製品が完全に固化する前に柔らかい状態で突き出している等々です。

1次圧が極端に高くなく適正であり、2次圧(保圧)を無しの状態で突き出した時に、もし白化する様であれば、
・それは製品形状でのリブ等の離形抵抗が大きい箇所があるとか、
・型のエジェクタバランスレイアウトが良くないと言った要因が考えられます。

これら離形抵抗が大きい箇所を確認する為には、離形剤を順番に疑い深い箇所へ塗布して、各shotで離形確認をして行けば、最終的には不具合箇所が特定出来るかと思います。
その後、
・その離形抵抗が大きい部位周辺にエジェクタピンを追加して行くとか、
・例えばリブ等であればバリが出て抵抗になっていないか?、リブの抜勾配を可能ならばUPするとか、
・またはリブやその他形状部などで抜き方向面に放電痕や機械加工目が残っており、ミガキ程度が悪い場合はミガキを更にUPさせる等々、
対処して行けば離形抵抗は軽減する方向に進んでいくかと思います。
・また軽度の白化であれば、製品形状的に問題なければ、エジェクタピン先端をコンマ台で少し削り、製品エジェクタピン部にΦ凸形状となるようにしてあげれば、白化が軽減また解消される事があります。

しかしながら、
・製品形状的には既に形状が構造設計側で決められてしまい、その形状にて周辺のASSYされる部品も形状が決められてしまっている。
・型に関しても既に型設計が終わり型加工・製作・組立が終わってるので、冷却穴配管やボルト位置、その他穴位置、エジェクタピン位置がレイアウトされてしまっている。

従って、これらFIXされた因子の制約を回避した状態でその後の製品形状変更や型設計変更をして行かなければならない為、完全には思い通りの対策が打てない事もあり得ます。
なので、冒頭に記述させて頂いた様に、製品や金型の、設計や加工、組立、成形、量産等を見越した事前の検討対応が本来は必要なのだと、下名は思います。

的を得た回答では無いかもしれませんが、参考にして頂ければ幸いです。

以上、よろしくお願い致します。

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iO MOLD TECHNOLOGY は、【射出成形プラスチック金型の総合技術事業】です。 【射出成形プラスチック金型の総合技術】を持って、プラスチック金型開発&製作における全工程にて、「付加価値ある技術力」を注入致します。 製品生技性検討生産設計(製品 DR)実施から、CAE流動解析、型設計・製作、試作 TRY、 量産立ち上げまで一元化一括管理を実施。

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