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プラスチックファン フォーラム 成形不良の悩み 溶融時のガス発生量の違い 返信先: 溶融時のガス発生量の違い

G.Nテック ニゴG.Nテック ニゴ
参加者
#7257
9

kashin1018様
ニゴです。

【ご質問】
一般的にプラスチック材料の溶融時のガスの発生量についてですが、バージン材と粉砕材(再生材)では違いはありますか?もしあるならば、そのメカニズムを知りたいです。

【当方の経験】
多くの経験があるPVC樹脂は、①熱安定性が悪い
②成形領域と熱分解点(ヤケ・黒い異物の発生)が近い
③成形時のガス発生は他樹脂に比較して多く、金型が腐食しやすい(成形樹脂温度の範囲は175℃〜205℃と非常に狭い)

ご質問のバージン材と粉砕材のメカニズムは、よくわからないです。
ガスの発生量を計測したことはありませんが、金型の腐食は肌で感じていました。

20種類以上のPVC樹脂の粉砕材料を成形した経験から

① 100%粉砕は、熱履歴があるので、溶けやすく成形設定温度を10℃〜15℃下げないと熱分解しやすい
② 粉砕比率は、15%〜20%以内にしないと10回の繰り返し粉砕で、強度が低下する(50kgのスプール・ランナーを含む製品を都度、粉砕を10回繰り返し、物性低下を検証)
③ ガスの発生状況は、バージン材と粉砕材は変わらない
(分解しない樹脂温度にした)
④ スプール・ランナー比率が大きい場合の粉砕材は、成形や製品強度に問題がない製品に使用する

ご参考にならなかったかも知れませんね。

あと、日本油機さんのホームページ「リペレット機」を検索した時、粉砕の説明がありました。
ご参考になれば・・

追伸
PVC樹脂は、ガスベントが必須です。

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G.Nテック ニゴ

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「特級プラスチック成形技能士」 成形工場42年間4部署 経験後工場長に/ 「この業界への感謝の想いを働いている全ての人の力になりたい」とG.Nテック起業/ 得意な領域 成形不良対策/PVC成形、PVC用金型の課題 / 公益財団法人埼玉県産業振興公社の「支援専門家」登録済/ コストダウン生産性向上不良品削減などの課題解決/製品見積書~量産まで

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