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こんにちは、マルさん。
iO MOLD TECHNOLOGY 岡野と申します

V/P切り換え位置が、
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充填100%(ショートしていない状態)もしくはもう少し追い込んだ位置で
設定するよう教わりました。
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→充填100%、または少し超える位置では、樹脂を入れ過ぎだと思います。
オーバーパックですね。
金型のPLを痛める事になると思いますよ。

また、
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不良発生したものに対して成形条件をまず保圧0で確認すると、
だいたいのものが充填60%程度になっています。
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→これは逆に樹脂を入れなさ過ぎですね。
これではその後、2次圧の保圧をかけたとしても、ショートしがちであり、
またヒケ発生、製品寸法も安定しなくばらつきが多くなると思います。

V/P切り換えは、製品ショートちょっと手前のFULL充填の「9割強~10割弱程度」を目安に位置設定し、
その後、2次圧保圧でFULL充填させ、製品寸法保持&確保、ヒケ防止等するのが、
いいのではと思います。
2次圧の保圧は、当然ショートやヒケ回避もそうですが、寸法保持においても最も大切な工程です。
当然、圧が高過ぎれば、オーバーパック気味になり、バリ発生やソリ変形にも影響を与えますので、
互いのバランスを見ての保圧のかけ方が必要になって来るかと思いますが。

的を得た回答では無いかもしれませんが、参考にでもして頂けたら幸いです。

以上、よろしくお願い致します。

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iO MOLD TECHNOLOGY は、【射出成形プラスチック金型の総合技術事業】です。 【射出成形プラスチック金型の総合技術】を持って、プラスチック金型開発&製作における全工程にて、「付加価値ある技術力」を注入致します。 製品生技性検討生産設計(製品 DR)実施から、CAE流動解析、型設計・製作、試作 TRY、 量産立ち上げまで一元化一括管理を実施。

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