返信先: 保圧の使い方について

G.Nテック ニゴG.Nテック ニゴ
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#5768
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しんさん
G.Nテック ニゴです。
   
ご質問
【VP切替位置から保圧に入るのですが、スクリュー位置がVP切替位置より後退しながら保持?
スクリューが後退したとしても、射出保圧時間がアップするまでは保圧として成立しているのか?】

 的違いかも知れません。
保圧工程の1段目が射出工程の実際圧力の80%位ならば、スクリューは後退しないと思います。

 逆にゲートシールするためには、スクリュー3点セットの逆止弁からの逆流や溶融樹脂の圧縮性があるので、速度が低下しながら前進し、いずれ重量変化がない時点で停止するような、保圧設定になるかと思います。

 この現象は、「射出完了後サックバック」を低速で〇〇mm下げる設定およびスクリュー回転開始遅延を使用しているのではないでしょうか。

ダイレクトゲートでスプールの根元(製品側)を切断すると、内部巣が入る場合に「射出完了後サックバック」を使うことがあります。

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G.Nテック ニゴ

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「特級プラスチック成形技能士」 成形工場42年間4部署 経験後工場長に/ 「この業界への感謝の想いを働いている全ての人の力になりたい」とG.Nテック起業/ 得意な領域 成形不良対策/PVC成形、PVC用金型の課題 / 公益財団法人埼玉県産業振興公社の「支援専門家」登録済/ コストダウン生産性向上不良品削減などの課題解決/製品見積書~量産まで

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