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G.Nテック ニゴG.Nテック ニゴ
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#5564
9

iamさん
 サイクル超過時(取り出しロボットの遅延など)に鼻垂れやコールドの原因になるので背圧を10Mpaで控えていたとのこと。

 PVC成形では、背圧は10〜15Mpaが一般的で、20Mpaにすることもあります。

 計量の2段切替があれば、計量完了手前で計量の15〜20%から、スクリュー回転数と背圧を15〜25%(周速1〜2m)位落としたり、ノズル温度だけ10℃位下げます。

 それでも、ダメな場合は、サックバックです。空気を巻き込まないように速度を10mm/s位にして、3〜5mmサックバックします。

 また、質問とは、関係がないかもしれませんが、ご参考にお願い致します。

 PVC樹脂のスクリュー回転は、「周速8m±2m」で設計されているものが標準ですので、そこを基準にしています。

【事例】
①スクリュー径 D φ50mm
②周速 L 8m(80,000mm)
③スクリュー回転数rpm=L÷(π×D)
80,000÷(π×50)≒51rpm

④計量100mmとして、

□計量開始〜80mmまで
1段目 スクリュー回転 51rpm
背圧 15Mpa

□計量80mm〜計量完了
2段目 スクリュー回転 37rpm
(周速 6m)
    背圧 8Mpa
なお、この周速の考え方は、横展開出来るように、スクリュー径40〜75φに適用しています。

 あくまでも、目安ですので現場での5感と経験を加味し、「トライ&エラー」です。

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G.Nテック ニゴ

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「特級プラスチック成形技能士」 成形工場42年間4部署 経験後工場長に/ 「この業界への感謝の想いを働いている全ての人の力になりたい」とG.Nテック起業/ 得意な領域 成形不良対策/PVC成形、PVC用金型の課題 / 公益財団法人埼玉県産業振興公社の「支援専門家」登録済/ コストダウン生産性向上不良品削減などの課題解決/製品見積書~量産まで

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