プラスチックファン › フォーラム › 成形不良の悩み › 高温成形時の黒条、ヤケ対策(PPSU) › 返信先: 高温成形時の黒条、ヤケ対策(PPSU)
osakaizzzさん
ユーデルは強力ですよね。
原料物性が強すぎます。肉厚の試験容器を成形していました。
すぐ炭化します。
1日で黒点が出てきます。
一度保温して次の日に再立ち上げすると、黒点すごすぎて良品が取れないこともありました。
原料費がとても高額なので、すぐ諦めて、スクリュー清掃します。
パージ材は、高温専用を持っていないので、通常のアサクリンでは効果ありませんでした。
ポリカ粉砕をガンガン流してもスクリュー表面のユーデルは取れませんね。
ばらしてバーナーで焼き切るのに、5時間くらいかかります。
真っ赤に焼くと、やっと焼けるレベルです。
ユーデルはできればやりたくない樹脂ですね。
強すぎるので、コントロールできません。
毎回、気持ちの乗らない成形でした。
成形は樹脂温度350℃で、金型を120℃の油温調と、棒ヒーターで熱して成形してました。
金型をあっためると、樹脂温度をもう少し下げられそうですね。
それにしてもユーデルの歩留まりは最悪でした。