\生産技術のスキルで副業したい人/
「治具を作れるスキルはあるけど、会社の情報は守秘義務があるし、外向きに営業もできない…」
そう感じている現役サラリーマンの方も多いのではないでしょうか。
取出し治具作成スキルは、経験とセンスの賜物です!
同じ会社にいてくれるととても頼もしいスキルですね。
生産技術としてのスキルを副業に活かすには、以下のような段階的なアプローチが現実的です。
目次
射出成形工場で生産技術スキルを活かし副業するポイント
サラリーマンとして身に付けたスキルだけに、オープンに営業できません。
副業の進め方を解説していきます。
① 射出成形工場でオペレーターとしてバイト→取出し治具作成
まずは、副業として他社の成形工場でアルバイトをするところからスタート。
オペレーターとして現場に入り、作業や取り出しの様子を観察して改善点を見つけましょう。
たとえば、
- 金型交換の度に汎用の取出し治具を調整している
- 取出しチャックがズレている
- 吸着面があっていなく、取出しミスが多い
- 反りが強くて取り出し後に変形
といった課題に対し、あなたの技術で「治具で改善できそう」と提案できれば、実際の作成依頼につながる可能性があります。
この方法なら、あくまでバイト先の「現場改善」の一環として取り組めるので、副業としても現実的です。
② 治具作成を前提とした“生産技術職”の副業先でスキルを磨く
射出成形工場の求人の内、生産技術者を募集している会社に問い合わせしてみる。
求人サイトではまれに、「CADで図面も描ける人」「現場改善までできる人材」を探している小規模成形企業があります。
こういった企業にパート・短時間勤務などで入り込むことで、実務で使える治具製作スキルを副業として積むことができます。
取出し治具の作成に限らず、自働化や省人化のシステム作成にも拡張可能ですね。
③ 作例を「公表できるか」あらかじめ確認しておく
もし、仕事をいただけることになった時は、営業用に他社に公開可能か確認しておく。
どんなに良い治具を作っても、それを実績として公表できなければ次の仕事にはつながりません。
なので、作成前に「この治具は、自分の作品として次の営業先に紹介していいですか?」と確認しておくことが重要です。
企業によっては、
- 製品名・社名を伏せればOK
- 使用例を写真付きで出していい
- 完全NG
と対応が分かれますが、OKが出れば貴重な制作事例となり、次の企業への営業にも使えます。
▼生産技術スキルの「拡張戦略」として捉える
- 現場に入り、課題を見つける
- 自分で治具を作って成果を出す
- 実績を作り、公表可能か確認する
- 徐々に信用を積み重ねていく
という流れでスキルを拡張していくのが、サラリーマン副業としての現実的な道です。
最初の一歩は、「自分のスキルを必要としてくれる現場に入り込むこと」。
そこで「ありがとう!これ、めちゃくちゃ楽になったよ」と言われた瞬間が、次の仕事につながる最大のチャンスになります。
副業もいいけど…そのスキルを高く買ってくれる会社に転職もあり
副業として治具の製作や現場改善に取り組むのは非常に有意義ですが、「自分のスキル、思ったより会社に評価されてないな…」と感じることもあるのではないでしょうか?
実際、生産技術や改善提案が得意な人材は、中小の射出成形工場や部品メーカーにとって喉から手が出るほど欲しい存在です。
現場で「こうした方が効率的」「もっと不良率を下げられる」と具体的に提案できる人材は、**単なるオペレーターや作業者と一線を画す“価値ある技術者”**と見なされます。
そんなあなたのスキルを、正当に評価してくれる会社へ“転職”という形で売り込むのも、長期的なキャリア戦略としては非常にアリです。
転職することで、
- 年収が100万円以上上がる可能性
- 業務改善に専念できる環境
- 副業では得られない安定と実績
などのメリットが手に入ることも珍しくありません。
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