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この記事では、【AIによる射出条件自動調整システム】で、射出条件の自動調整・脱属人化・不良品ロス削減に貢献している株式会社MAZINの提供で研究しています。
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AIによる射出条件の自動調整システム
AI技術に期待すること
MAZINでは、双葉電子工業の型内センシング技術を用いて、型内データから成形条件の最適化を研究している。
金型内のランナー、ゲート直下、流動末端に型内センサーを取り付ける。
成形時のデータをログしていく。
AI技術に期待すること
- 充填圧力、充填速度、ゲートシール時間などの最適化
- ゲート詰まりの検知
- 立ち上げ時の廃棄ショット削減
- 量産中の自動成形条件調整
今までベテランのカンコツで行ってきた射出成形作業を数値化し、AIが割り出した最適条件で生産が可能になる。
研究の進捗をアップしていく。
AI成形条件調整と金型内計測システム
2023年1月19日
MAZIN様 双葉電子工業様に、お越しいただきました。
型内センサー種類や、用途、選定方法から、データの活用事例を教えていただきました。
- 職人のカンコツの数値化
- 波形で不良監視ができる
- 型内で、VP切り換え圧、最大射出圧、パック圧を計測
金型内計測システムの詳細は
双葉電子工業公式から
モールド マーシャリング システム

金型内計測システム(出展:双葉電子工業)

異常発生時、金型内圧の比較(出展:双葉電子工業)
現状確認 通常の成形
2023年1月23日
研究に使用する金型を、成形してみました。
この金型は、機械屋でお取引のある金型屋さんからいただきました。開発したけれど実用化されなかった商品だそうです。
何の制限もない金型なので、全てをオープンにできます。射出成形の金型や成形情報は、コンプラ、客先資産、競合他社など様々事情で公にできないものです。
今回の様に実際に射出成形作業を公にできるのは、個人が所有する金型ならではの強みですね。
【金型の確認】
- 4個取り
- 成形品の 中央にヒンジの薄肉あり
- ゲートから半分充填した後に、ヒンジを超えていく
金型内計測システムの試作