給与の上げ方を実践しながら、並行して社会の仕組みや給与の使い道に関してもしっかりと学んでいきましょう。
そもそもなぜ、資格取得のサイトなのにお金の話?と思われるかもしてません。
お金の話をする背景としては、
- サラリーマンのお金の知識が低すぎる。
- 個人として稼ぐ力が弱い
- 情報弱者すぎて搾取されすぎ
と思っているからです。
何を生意気なと思うかもしれませんが、実際私も以前は搾取されていた側でした。
正しい知識を付ける事で賢くなっていきましょう。
【お金の知識シリーズ】として今後連載していきます。
前回は、お金の知識初級編として
1回目 資本主義を理解しよう を解説しました。
本日は、
2回目 労働者と資本家 を説明していきます。
本記事の対象は
- 20代の若手
- 30代で家庭をもつ中堅
記事を読み終わった後には
確実にお金に対しての考え方が変わっている事と思います。
1.労働者と資本家
簡単に説明していきます。前回記事で資本主義に関して説明しました。
その中で会社には、2種類に人がいます
- 会社に使われる側:労働者
- 会社を動かす側:資本家
労働者は、会社に身体を提供し、時間を拘束され、給与を得ます。
資本家は、お金を提供して、配当金を得ます。
価値 | 報酬 | |
労働者 | 労働 | 給与 |
資本家 | 資本所有 | 配当金 |
2.労働者の給与
前項で説明した通り
労働者は会社に身体を提供し、時間を拘束され、給与を得ます。
これを労働収入といいます。
労働者の稼ぐ力は、非力です。
所詮、1馬力のマンパワーでは稼ぐ力は高が知れています。
実際のデータとして、
中小企業のサラリーマンの平均年収は、300~400万です。
各社、給与テーブルというものが決まっていて年齢、役職、勤続年数などで割増になっていったとしても、大きく増える事はありません。
3.資本家の収入
資本家は、お金を提供して、配当金を得ます。
これを資産収入、不労所得といいます。
もう少し詳細に解説していきましょう。
(ⅰ)お金の流れ
資本家と労働者の関係はすごく簡単に書くと下図の関係ですね。
(ⅱ)資本家の収入
資本家の役割は、シンプルに言えば「お金を出して稼いでもらう。」ことです。
ですので、
お金がお金を産むと言い換えられますよね。
3.まとめ
労働者と資本家で、全く違うお金の流れを感じていただけましたか?
労働者は、労働収入。時間身体という限定的な労働に価値がある。
資本家は、資産収入。お金を提供して、稼いでもらい、利益の中から配当金として収入を得る。
さらに、資本家は、この資産収入を再投資する事で、雪だるま式にお金を増やすのです。