射出成形 実技試験 材料準備と当日の服装持ち物 技能検定

技能検定 射出成形作業 【実技試験】

注意事項、受験者準備するものと、細かなポイントを解説していきます。

【注意】受験予定の地区にもよりますので、この記事の解説を参考にして、事前説明会で確認してください。

目次

1.【1級】実技試験

注意事項

(1)2種類の成形材料は、次のX組及びY組とする。

なお、使用する量については各組の重量の配分を考えて準備すること。

成形材料選定基準
X組ポリスチレン射出成形用指定グレード 5≦MFR≦10 g/10min
Y組ポリカーボネート射出成形用指定グレード 5≦MFR≦20 g/10min

注)X組、Y組はすべて自然色(透明)とし、再生材料を除く。

なお、Y組はブルーイング品及び離型剤添加品は可とする。

(2)成形材料の使用量は、X組及びY組の合計で11.0kg以内とし、これを超えて使用しないこと。

イ 試験開始前に、各組ごとの使用量を技能検定委員に申告し、計量してもらうこと。

ロ 試験開始後は、X組Y組の使用量の変更できない。

受験者が準備するもの

区分品名仕様又は規格数量
材料成形材料注意事項(2)参照

指定材料一覧表から必ず選択すること。

※使用量は2種類の合計で11.0kg以内

11.0kg
その他手袋作業に適したもの適宜
作業着作業に適したもの適宜
作業靴安全靴適宜
筆記用具鉛筆(シャープペン)、消しゴム適宜

【1級プラスチック成形(射出成形作業)指定材料一覧表】

X組 ポリスチレン(射出成形用指定グレード)

メーカー名商品名指定グレード
PSジャパン(株)PSJポリスチレンHF77-306
DIC(株)ディックスチレンCR3500
東洋スチレン(株)トーヨースチロールG200C ・ G210C

Y組 ポリカーボネート(射出成形用指定グレード)

メーカー名商品名指定グレード
出光興産(株)タフロン (一般用)A1900
タフロン (離型剤入り)IR2200 ・ IR1900
住友スタイロンポリカーボネート(株)

(旧称 住友ダウ(株))

カリバー (一般用)300-10 ・ 300-15
カリバー (離型剤入り)301-10 ・ 301-15
帝人化成(株)パンライト (離型剤入り)L-1225L
SABIC イノベーティブプラスチックジャパン(合)LEXAN樹脂 (一般用)121 ・ 141
LEXAN樹脂 (離型剤入り)124R ・ 141R
三菱エンジニアリングプラスチックス(株)ノバレックス (離型剤入り)7022IR ・ 7025IR
ユーピロン(離型剤入り)Sー2000R ・ S-3000R

2.【2級】 実技試験

注意事項

(1)2種類の成形材料は、次のX組及びY組とする。

なお、材料は種類を十分確認し、使用する量については各組の重量の配分を考えて準備すること。

成形材料選定基準
X組ポリスチレン射出成形用標準グレード 5≦MFR≦10
Y組ABS樹脂射出成形用標準グレード 10≦MFR≦25

注)X組、Y組はすべて自然色とし、再生材料を除く。

(2)成形材料の使用量は、X組及びY組の合計で9.0kg以内とし、これを超えて使用しないこと。

イ 試験開始前に、各組ごとの使用量を技能検定委員に申告し、計量してもらうこと。

ロ 試験開始後は、X組Y組の使用量の変更できない。

受験者が準備するもの

区分品名仕様又は規格数量
材料成形材料注意事項(2)参照

※使用量は2種類の合計で9.0kg以内

9.0kg
その他手袋作業に適したもの適宜
作業着作業に適したもの適宜
作業靴作業にてきしたもの適宜
筆記用具鉛筆(シャープペン)、消しゴム適宜

3.ポイント解説

(ⅰ)材料準備

○群馬県と栃木県の違い

材料の購入予備乾燥
群馬県検定協会会場にて準備してもらえる
栃木県各自各自で行い、当日持ち込み

「群馬県」では、事前に検定協会に材料申請をして、材料を準備してもらえました。

「栃木県」では、各自で材料準備をしました。ポリスチが入手できなかったのですが、栃木県の検定協会の紹介で、同年に受験者がいらっしゃる成形屋さんから購入させて頂きました。当日は各自でPCを予備乾燥して会場に持ち込みました。

隣通しの県でもこれだけの差がありますので、受験予定地の事前説明会では、材料の準備に関して良く確認しましょう

また、各自で準備する場合、【指定材料】の「メーカー」「商品名」「指定グレード」が受験年によって変わる事があるかもしれません。併せてご注意ください。

(ⅱ)服装

作業に適した服装とは?

【手袋】

軍手で構いません。ゴムの滑り止めがあってもなくても構わないでしょう。

【作業着】

長袖の作業着が良いでしょう。受験期間が夏ですが、半袖の作業着は賛否両論あります。

頭の保護具として私は帽子(メッシュキャップ)をかぶっていきました。当日隣の受験者は、ヘルメットをかぶって作業しておりました。

金型の取り付け時金型の下にもぐったりしますので、個人的にはかぶった方が安全を意識している印象です。

指定はされていないようですので、受験予定地の事前説明会で、確認しましょう。

【作業靴】

安全靴です。踏んで確認まではされませんでしたが、金型の吊り込み作業等ありますので、安全靴が良いでしょう。

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この記事を書いた人

「射出成形業界を繋ぐ」プラファン運営者|特級技能士|若手に向けて射出成形スキルを熱血発信|俺たちの仕事 射出成形は超カッコいい|射出成形機をモチーフにしたプラモデルPLAIVE|

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