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射出成形 2級 学科試験の攻略ポイント 技能検定

射出成形の仕事に就き、2年後に「2級技能士」受験資格が得られます。

1年目は、右も左もわからず、まず「何がわからないか」がわからなかったと思います。日常の業務に追われながらも、必死で1つづつ覚えながら、射出成形工場に染まっていったのではないでしょうか。

2年目を迎える頃には、職場の戦力として、簡単な業務は任せてもらえる様になりますね。

現場で培ったその「知識」「技術」を持って、

さあ、勝負の「学科試験」です。

攻略ポイント10個にまとめました。

受験者皆さんのお力に少しでもなれればと思います。

1.2年間の現場で培った「知識」だけでは刃が立たない。

「2級の学科試験なんて余裕でしょう。」と思って試験勉強をしない人。いわゆる「技能検定」をなめている人です。

2年間の実務経験だけでは、学科試験の内容をカバーできません。試験当日に問題を見て。「あれ?ヒストグラムって何だよ?」

「メチルエチルケトン?溶剤接着?」

「え?製図なんて知らないよ。」

全く聞いたこと見たこともない問題がたくさんあるはずです。

言わずもがなですが、全く刃が立たず100%不合格です。

学科試験は勉強しないと問題が解けません。

2.とにかく過去問

では、何から勉強すればいいのでしょうか?

正解は、「過去問」です。

学科試験は、毎年出題傾向が、ほとんど変わりません。数年分の過去問題をとにかく解いて、学科試験合格に必要な知識」を習得して下さい。

3.広く浅く出題される

2級の学科試験は各試験項目において、「概算の知識」「一般的な知識」を問われます。

1つの項目だけ詳しくても合格点65点は取れません。

全項目の知識を広く浅く身につける事を意識して下さい。

4.難しい問題とは?

学科試験の問題の中で、「難しい問題」とは何か。

それは「耳慣れない言葉」が含まれる問題です。今までの学生生活、社会人生活の中で1度も聞いた事がない言葉がいっぱいだと思います。

受験生の皆さんは「こんなの覚えて意味あるのかよ?」と言いたくなると思いますが、

射出成形の仕事には必要な「知識」です。そういうものだと思って、

何度も繰り返し問題を解き、参考解説を読みながら理解を深めてください。

5.マークシートの回答の偏りは気にしない

回答方法は、A群(真偽法)B群(多肢択一法)共に、マークシート記入です。

A群(真偽法)で、3問連続「正」「正」「正」と回答し、4問目も「正」と回答したいけれど、4連続はないだろうから「誤」を回答。。。という、なんの根拠もない偏りは考えず、回答しましょう。

6.問題用紙にも回答しよう

学科試験の解答はマークシート記入ですが、自分の回答を問題用紙にも書いておきましょう。問題用紙は、試験終了後持ち帰れます。

後日、正解発表があります。答え合わせをすることで「合否」はもちろんわかりますが、自分がどの問題を間違ったのかがわかります。

7.計算問題はおいしく頂きます

「計算問題を、難しいからパス。」と考える人が意外に多いです。これは「逆」です。計算問題こそ過去問題とほとんど同じ出題傾向です。

「公式」や「解き方」を1回理解し、覚えてしまえば、確実に点数を取れる問題になります。おいしく頂きましょう。

8.過去問慣れには要注意

過去問での勉強を進めていくと、だんだんと傾向がつかめていくかと思います。

「白の着色」とくれば、「酸化チタン」です。

ここで注意してもらいたいのが、過去問ではいつも

「白の着色剤には、酸化チタンがよく使用される。」で問われていました。正解は「正」です。

しかし実際の学科試験では

「白の着色剤には、酸化チタンは使われない。」と問われたらどうでしょう。

正解は「誤」です。

過去問で「白の着色=酸化チタン」は刷り込まれていますので、このフレーズを目にすると無意識に「正」を選んでしまいます。

過去問に慣れすぎて、「お決まりのフレーズ」が出てきても、慌てずに全文を良く読んでから回答しましょう。

9.過去問になかった初見の問題

学科試験当日に今まで勉強してきた過去問の中にはない新出の問題があります。

どうしようわからないわからない。と焦ってもいい事はないです。

これは、わからなくてもしょうがないですね。

「正解は、、、こっちかな」位の軽い気持ちで、スルーすることを心がけましょう。

10.4つの見直しポイント

学科試験時間は1時間40分、問題数は50問です。

試験勉強を積んでこられた受験生のみなさんでしたら余裕で時間内に解ききってしまいます。

余った時間で見直しをします。その時の4つのポイントです。

1.職種名、作業名、級別、受験番号、氏名の記入確認

2.同上、マークシート確認

3.A群(真偽法)B群(多肢択一法)各問題に1つづつマークしてあるか。

4.問題用紙に回答した答えと一緒か。

少し語ります。

「射出成形」の業務内容は多岐に渡ります。

機械の操作、金型、原料、品質管理、工程管理、納期調整、クレーム処理など。

射出成形技能士は、色々なことを同時に処理していく能力が必要です。

「器用な多能工」でなくてはなりません。

現場の実体験から学ぶのが1番身に付く方法です。しかし、今回の学科試験の勉強を通して技能士としての引き出しが確実に増えたはずです。

2級合格後は1級を目指してさらに飛躍していかれると思います。

学科試験の「合格に必要な知識」は、知ってて損はない「未来の肥やし」になります。

仕事でへとへとに疲れて帰ってきてから、試験勉強は辛いとは思いますが、合格した後必ず「大したこと無かったな」と思えるはずです。

明日から勉強すればいいやではなく、

今日から、今から試験勉強頑張りましょう。

全力で応援しています。

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【注意】技能検定過去問題集・解説書は、数年毎に改訂されます。本記事の執筆は平成31年3月現在の最新情報になります。ご注意ください。…