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技能検定 射出成形 実技試験 「金型を知る」

今回は2点お話させていただきます。

1.技能検定用の金型

(ⅰ)「技能検定の為の金型」であることを十分理解する。

製品図(イメージ)からご覧下さい。

  • 抜き勾配がない(少ない)です。
  • 長辺(A)、短辺(B)、側面、天面をすべての肉厚が異なります。

ヒケます。ウエルド出ます。シルバー出ます。気泡も出ます。。。

この「技能検定の為の金型」では、「完璧な製品」は成形できません。

(ⅱ)「技能検定 実技試験問題」は下記の通りです。

成形材料ごとにそれぞれ良品と思うものを○○個ずつ提出しなさい。

「良品とおもうもの」という表現をされています。

検定用の金型で作れる良品ですので、ヒケは完全には直りませんので、ある程度の製品を作成するということです。

(ⅲ)あなたの腕前が悪いんではありません。

試験用の金型があえて不良品になるように作成されています。

「この金型で良品をつくってみろ!!」と言われると、意固地に高品質の製品を作成してしまいたくなるものです。

ですが、あなたの腕前を試す試験ではなく、あくまでも「射出成形作業」が適切に遂行可能か?を問う試験になります。

2.金型の冷却回路

技能検定 実技試験は各都道府県の指定会場にて実施されます。

各会場で成形機が2台準備されており2名ずつの受験となります。

ここで陥りやすい落とし穴

「技能検定会場の2台の受験金型の循環回路が異なる。」のです。

技能検定会場には、それぞれの受験金型の循環回路図が掲示してあります。

循環ホースを取り付ける際によく確認してください。

また、この確認作業を検定員に「確認してますよ。」と見せることも重要です。

固定側の循環回路が間違っていると、片側に通水が回らず長辺(A)側のウエルドが左右異なり良品が成形できないということになります。

今日からできる練習

金型の取り付けポイントなどをまとめてます↓

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「知っていれば避けられる減点」「減点を誘っている箇所」を1つずつ抑えることで合格へ近付きます。

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【注意】技能検定過去問題集・解説書は、数年毎に改訂されます。本記事の執筆は平成31年3月現在の最新情報になります。ご注意ください。…